試乗中に若者に取り囲まれた! スズキ・クロスビー【インプレッション】 AppStore:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.QTStudio.ZombieCrazy モーターショーは近未来の自動車に思いを馳せたり、とても手は出ないが一度は見てみたいというドリー ムカーに出合える一方、現実的に次期愛車候補を探す場でもある。そういった現実派にとって2017年10月25日からの東京モーターショーで、クロスビーは最も熱い視線が送られた一台だろう。たった2ヵ月後に発売するモデルでありながらかたくなに参考出品車としていたが、コンセプトカーにありがちな非現実的なところはなく、ガラスを見れば市販車が使う規格品のマークが入っているぐらいで、間もなくデビューするであろうことは一目瞭然。しかも、市場から熱望の声が多かったハスラーの小型車バージョンと見て取れ、成長著しいコンパクトSUVということもあって注目を集めないはずはないのだった。 さらに、今回たった一日ではあるが、東京及び近郊を走り回ってみたところ、想像以上に視線を感じた。他の国産ディーラーの前を通りがかったときには、お客さんを見送るために路上に出ていたディーラーマンがジトーッと、ホントに穴が開くんじゃなかろうかというほど見つめてきたし、高速のサービスエリアに寄ったときには買い物から戻ってみると4人の若者に取り囲まれていた。ガソリンスタンドで給油すると、20代とおぼしき店員さんから質問攻めにあい、さながらスズキのディーラーマンばりに説明をしておいた。高額なスポーツカーなどではなく、庶民的なモデルでここまで注目されたのは初めてだ。しかも、老若男女問わず幅広い層の心を奪っているのも興味深い。 クロスビーは、ハスラーの小型車バージョンと言える存在ではあるが、決してハスラーをベースにした拡大版ではないことをお伝えしておかなくてはならない。ソリオやイグニスなどAセグメント用のプラットフォ ームがベースだ。 スタイリングは、丸目二灯の愛嬌のあるフロントマスクにボクシーなフォルムというのはハスラーと共通するところ。だが、平面をパタパタと組み合わせたようなハスラーと違って随所に抑揚がある。ブリスター状のフェンダー、後方にいくに従って盛り上がっていくベルトライン、 傾斜したバックドアなどが造形の美しさとたくましさを強調。さらにサイド下部のドアスプラッシュガードがいいアクセントで目を惹く。サービスエリアの若者もガソリンスタンドの店員さんも「思っていたよりぜんぜんカッコイイ」と口を揃えていたが、それこそサイズの制約がゆるやかなことで、軽自動車よりもデザイン代のある小型車ならではだ。 とはいえ、ボリュームゾーンであるBセグメントSUVのホンダ・ヴェゼル全長×全幅×全高=4295×1770×1605mmや日産ジューク4135×1765×1565mmなどに比べると全長、全幅はかなりコンパクト3760× 1670×1705mm。軽自動車では狭くて物足りないが、取り回しはあまり変わらないでほしい、という人にはしっくりくる。最小回転半径はハスラーからわずか0.1m増しの4.7mで、5.3mのBセグメントカーたちに比べれば遙かに小回りが効く。今回、クロスビーで入り組んだ細い路地裏などにも足を踏み入れたが、視界の良さもあってまったく苦にならなかった。 ただ、これだけ全長が短いと室内空間の広さにはあまり期待が持てないのでは? という声が聞こえてきそうだが、後席に腰掛けてみるとびっくり仰天。膝元には大型セダン並みの余裕があり、頭上のクリアランスもたっぷり。大柄な人でも満足できる空間なのだ。 これはアップライト気味に乗員を座らせていること、ラゲッジルームの前後長をさほど大きくとっていないことなどによる。ラゲッジ容量は、後席を後端までスライドさせた最小だと124ℓ。たしかにたっぷりとは言えないが、ラゲッジ下には81ℓのアンダーボックスがありFF、 ベビーカーの縦積みもOK。全長は短いものの全高の高さを活かしてユーティリティは最大限に工夫されている。もちろん、後席のスライドを前に出したり後席を倒したりすればかなり
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