【マツダ CX-5 新型試乗】新エンジンやGVCプラスの効果大、走りの実力は大きくレベルアップ…片岡英明
Website:http://autocarmagazine247.com/ channel:https://goo.gl/kdAXKi
多くの人に愛されている、マツダを代表するクロスオーバーSUVが『CX-5』だ。世界120カ国で発売され、今ではマツダのグローバル販売台数の4分の1を占めるまでに成長した。
2017年2月に初めてのモデルチェンジを実施し、18年3月には初めての商品改良を行っている。このときパワーユニットのアップデートを行い、2.5リットルのガソリンエンジンには気筒休止システムを導入した。
それから7か月後の10月、マツダは再び商品改良モデルを送り出している。最大のニュースは、高速クルージングで余裕を感じるトルクフルな走りのクリーンディーゼルと同じように、ガソリンエンジンにも直噴ターボエンジンを設定したことだ。
スカイアクティブG 2.5Tは、意のままに操ることができ、上質な走りをさらに進化させた新世代の高効率過給ガソリンエンジンだ。適正なサイズのエンジンに過給機のターボチャージャーを追加し、大排気量の自然吸気エンジンと同等の過渡レスポンスを身につけるとともに、実用域の分厚いトルクを実現した。すでに2016年モデルの北米向け『CX-9』から搭載されているターボで、実績もある。
低速領域の過給能力を高めるために、吸排気系と可変バルブ機構に工夫を凝らし、加速レスポンスと低速域でのトルクを向上させた。 排気容積を最小化するために4-3-2排気システムを採用し、それぞれの排気通路にプライマリーとセカンダリー、2つの通路を設定し、可変バルブを排気マニホールドに設置している。残留ガスが入っているとターボ効果が薄いので流速と流量を高めるなど、吸気行程での掃気効果を向上させ、吸い出し効果を利用するために排気マニホールドには可変バルブを閉状態にするノズルを装備した。
ブローダウン排気の流速によって隣接するシリンダーの残留排気ガスを吸い出し、低速でも速やかにレスポンスするようにしている。この直噴ターボのベースとなっているのは、気筒休止システムと可変バルブタイミング機構を組み込んだ直噴/ミラーサイクル採用のPY-RPS型直列4気筒DOHCエンジンだ。排気量は2488ccと変わらない。その気筒休止システムを省き、三菱製のターボユニットを組み込んだ。日本仕様はサイフに優しいレギュラーガソリン対応としている。
が、最高出力は169kW(230ps)/ 4250rpmと、40psもパワーアップされている。また、最大トルクもディーゼルターボに迫る420Nm(42.8kg-m)/ 2000rpmを達成した。自然吸気エンジンより17.1kg-mも増強された。
最近のダ