【スバル フォレスター 試乗】今期ウインターシーズン最新最強の本格SUV…青山尚暉
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先代よりさらにSUV色を強めた4代目『フォレスター』は、オンオフの走行性能が飛躍的に向上した。北米市場の販売比率約40%というフォレスターだが、国内市場にもしっかり目が向いている。その証拠がボディーサイズ。先代比で全長+35mm、全高+15mmの拡大にとどまり、全幅は多くの国産ミッドサイズSUVよりむしろナローな1795mmに抑えられている。パッケージングの肝はSUVらしさと広々感の両立。まずSUVらしさについてだが、ヒップポイントを前席で32mm、後席で36mm高め、アイポイントは+34mm。結果、ボンネットフードの見下げ角が増し、SUVの機能として不可欠な前方直下の視界、見切りが良くなっているのが特徴だ。広々感という面ではインパネに奥行きを与え、ショルダールーム左右方向、運転席&助手席間距離を拡大。後席居住空間は身長172cmのドライバー基準で頭上方向は先代同等だが、ひざ回り空間は約50mm増しのクラス最大の約250mm!! もあるからゆったりだ。さらにうれしいのは、ヒップポイントとサイドシル外側との距離を30mm縮め乗降性に配慮するとともに、新たにドアをサイドシルにかぶせる構造として、雨の中や悪路を走っても内側のサイドシルが汚れず、乗降時にスカートやズボンが汚れにくくなったこと。標準エンジンでJC08モード燃費14.4km/リットル、アイドリングストップ付きで15.2km/リットルというクラストップレベルの燃費性能を実現したNAモデルの走りは想像以上の仕上がりだった。出足からの加速感はSIドライブをI(インテリジェント)モードに入れていても車重を感じさず軽快。フラット4は素晴らしく滑らかにほぼ無振動で回り、レスポンス良く、たとえ登坂路でもトルキーに前に出る。アクセルの踏み方によってずっと排気量が大きいエンジンを思わせるおおらかな回転フィールもSUVとしては好ましいキャラクターだろう。パワステは先代よりずっとスムーズかつしっかりしたフィールを示し、あらゆるシーンで安心感を与えてくれる設定だ。さらに素晴らしいのは乗り心地。開発の基準となった18インチタイヤ装着車でもしっとりしなやかで、マンホールやキャッツアイ、突起の乗り越えを夢のようにスムーズにこなしてくれる。いつもの道がまるで再舗装されたかのようだ。カーブやレーンチェンジでの車体のリニアな動き、姿勢変化の少なさも文句なしである。SIドライブをS(スポーツ)モードに入れれば山道を爽快に駆け抜けられる加速感、フットワークが際立ってくる。しかも、全域で静か。走りの